「世界で突き抜ける」を読んで学んだこと

9月の読書メモ1冊目。

学んだこと

リーダーシップ

  • 「これからはこうなる」と言える人はたくさんいる。それを本当に自分でやれるかどうか、自分が命がけでそれをできるかどうか。四六時中そのことを考えている人じゃないと、リーダーにはなれない。
  • マネジメント力はよそから借りられる。「自分はどうしてもこれをしたいんだ」というパッションこそが代替不可能。
  • プレイヤーのままだと「1年がかりだから」などどしがらみにとらわれてしまう。部外者として見ると「これはもうやるべきじゃない」と見えてくる。近くと遠くを見るバランスが大事。
  • 経営には美学が入る。グーグルもすべてのページに広告を貼れば今の5倍の50兆円は儲かる。ただし、なんでもやる会社だと思われたら「じゃあ別にここじゃなくていい」ということになってしまう。
  • 上場するということは、大勢からお金を集めて資本力と影響力が大きくなるかわりに、会社が自分の手を離れて社会の公器になり厳しい制約を受けること。
  • 「こうしなさい」というのはインストラクション。こうしなさいとは言わずに「秘書さんの誕生日はいつでしたっけ?」と質問して気づいてもらうのがコーチング。
  • 自分がこう言えばこう返してくるっていうパターンが見えるようになったら、もうそこから離れるようにする。放っておくと生活パターンはどんどん偏っていく。
  • 常に自分らしくないことをするのが重要。自分は今の環境によって成り立っているけど、その環境によって行動や未来も制限されてしまう。
  • 明治維新の最大のメリットは「居住の自由」。一番その商売をやりやすい会社・国に行くべき。
  • 違う国の人達をマネジメントするには「教養」が必要。他国のバックグラウンドを知らないということは、やっぱり教養がないってこと。

教養

  • 「川をのぼれ、海を渡れ」というのは、歴史をさかのぼり、海外に目を向けろという意味。歴史の中でどういう位置付けにいるのか、世界がどう動いている中で自分たちは何をしようとしているのか。
  • 危機感をもつためには、世界がどうなっていて、他国が何をしているかという情勢を知らなければならない。
  • 物事を知りすぎてしまうと、自分の思い込みに対して全体重をかけることが難しくなってくる。最後は愚直な部分も残さないといけない。
  • パッションは傷痕。感動も一種の傷。生活水準が高い国ではパッションが生まれにくい。
  • 最高のプログラマーになる必要はなく、その技術を使って何が実現できるかをざっくり知っていることが大事。
  • ダヴィンチは幅広い分野で活躍したわけではなく、当時は自然科学や社会科学の分類がなかっただけ。今はそういった枠そのものを取っ払う力がないと横断的な動きをするのは難しい。
  • 経済政策を研究している人でも、実際に制作をやったことのある人はほとんどいない。横の動きがほとんどない。なぜカテゴライズが派生したのか、一番初めに何があったのかを知らないといけない。目の前のものだけ見ていると、関係がないように見えてしまう。

テクノロジー

  • 昔は100年くらいテクノロジーが変わらなかったけど、今はもう10年単位で別の世界になっている。コンピュータやiPhoneの普及のようなことが今後も繰り返し行われていく。
  • 経済学は本来、共同体の在り方を考える学問。税制とか金利とか変に専門化してしまっている。
  • 「経営者−写真家」というように肩書をハイフンでつなげた人を「ハイフニスト」という。片方が不調でももう片方が自分を支えてくれ、いずれの道も極めれば同じところにたどり着く。
  • 未来予測の3本のベクトル。「テクノロジー」「人間の感情」「お金」。テクノロジーだけ追っていても破綻する、お金だけ儲けてもリーマン・ブラザーズみたいに元が取れなくなる。感情だけでは話が進まない。
  • 命を預けられるくらい信頼できる、お互いの役割分担ができる人がいることが成功の秘訣。appleもMSもソニーもパナソニックもケネディもそうだった。
  • 司令塔みたいな人が少ない。全体を見て、どこに何を置いて、何を調達すればどうなるかを理解してるような人。
  • 昔は結婚相手も職業も選べなかった。今後テクノロジーが拡大していけば人間にとっての選択肢はさらに増える。例えば労働がオプションになるとか。

先見力

  • 先見力とは、自分の頭の中でダイナミックシミュレーションができるということ。地頭がいいと同義。
  • APECとかASEANとか、外延的に広がっているときの方が元気がある。枠が固まってその中で一生懸命やっていきましょうとなる頃にはなんだか元気がなくなってくる。
  • 自分が尖ってくると、そこに情報やものごとが偏って集まってくる。最初のほんのすこしの頑張りの違いがその後の差を分ける。
  • 人生のそのときどきで最大のウェイトを置くことをスイッチしていく。
  • 100%正しいなんてことはない。懐疑主義的なものを持ちながら、しかし方向性としてはこれしかないというほうへ行くしかない。

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