「レジリエンス入門」を読んで学んだこと

7月の読書メモ2冊目。

「気の持ちよう」は意外と馬鹿にできないもので、変更にかかるコストがほぼ0なのに対して、得られる恩恵はとても大きいように思います。

とは言いつつも、誰でも簡単にコントロールできるものでもないので、そのあたり何かヒントがないかと読んでみました。

学んだこと

レジリエンスって何?

  • 「ストレス」と同じく物理学用語由来のもので、心理学用語としては「精神的回復力」の意味
  • レジリエンスを鍛えるには、知識を増やすのではなく、視点を増やす。柔軟性をもつ。

何が私たちを嫌な気分にさせているのか?

  • 出来事が感情を作るのではなく、解釈というフィルターを通して感情を形成する。全く同じ出来事に遭遇しても、人それぞれ感情が異なるケースがある。(エリスのABC理論)
  • 性格とは「思考・感情・行動」の組み合わせ。ある状況に遭遇したときの対応の性質の傾向。
  • 「気分や感情」や「行動」は意志で制御しにくいので、「思考」を変えることにエネルギーを注ぐべし。思考をポジティブに変えれば「行動」や「気分や感情」も連動する。あらゆる行動のおおもとは「思考」

レジリエンスを弱めてしまう考え方

  • プロスペクト理論:人がリスクを伴う意思決定をするとき、損得の規模が同じ場合、利得よりも損失を2.25倍も深刻にとらえる。今の三倍ポジティブに考えてようやくバランスがとれる。
  • レジリエンス強化のために、一日の終りに振り返りをし、ポジティブになれた場面を5つ以上思い出して感謝する
  • 相手の立場になることで、視点つまり考え方が二倍になる
  • 人助けをすることでオキシトシンという「幸せホルモン」の分泌量が増える
  • 自分軸=人生の目的+心のニーズ。自分軸が明確になれば、参考にすべき意見と聞き流すべき意見が明確になる
  • 完璧主義より最善主義

レジリエンスを高める処方箋

  • マルチタスクは海馬を萎縮させ、記憶力の低下をもたらす
  • ながら行為をすべて排除し、今現在行っている行為そのものに集中する「マインドフルネス」
  • 呼吸法によって副交感神経を活発にすることができる
  • 1:2の割合で、短く息を吸い、長く吐く。身体感覚に意識を寄せ、思考を一歩引いて眺める
  • マイナスの感情が繰り返し起こってしまうのは、幼いころマイナスの感情によって得をしてきた成功体験から。
  • 嫉妬という感情は、自分が本心から求めているもの、「心のニーズ」を知る最良の手がかり
  • 「大戦を始める前に、小さな戦いで勝利し、味方の士気を高めるのは兵法の基本」

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