書評「ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果」

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4月の書評1冊目。

なぜ読もうと思ったか

書評を書くのを忘れていたのですが、2月あたりにエッセンシャル思考と合わせて読みました。

どんな本だったか

「誰もが一日に同じだけの時間を持っているのに、なぜ人によって大きく差が開いていくのだろうか?」「それは『どれほど的を絞れるか』によって決まるのだ!」という本。

本の内容を順序立ててまとめ直すと、

まず、目標を大きく考えること。今の目標が10であるなら、「どうすれば20にできるだろう?」と考えることによって、確実に10は達成できる計画を立てる。

次に、プロセス全体を思い描くこと。大きな目標をいくつかのステップに分けて考えること。

そして、一番大切なのが、その場その場で「したいこと」ではなく「するべきこと」をする。すべての物事に優先順位をつけ、最も重要なことをやり遂げることに全エネルギーを注ぐ。

注意点として、成功は長い時間をかけた積み重ねによって築かれるので、一度にすることは一つのことだけにすること。

また、Todoリストはシンプルにする。大量のタスクにチェックマークをつけていくゲームは達成感があるけど、物事は等しく重要ではないのだから、それを踏まえて行動しなければならない。

一番の学びは何か

『意志の力を大盤振舞いしてはいけない――一日の意志の力の供給量は限られている。重要なことを見きわめ、そのために意志の力を取っておこう。』

この本を読んでからずっと毎日強く意識しているのですが、何か物事を考えるときの「思考力」というか、「MP」みたいなものは有限なので、その日に解決すべき物事はMPのあるうちに済ませるようにしています。

行動経済学の本でもよく下記の仮釈放の実験のお話が紹介されていますね。

意志の力が低下すると、私たちはやむを得ずデフォルト(既定の設定)に頼りがちになることがわかっている。イスラエルの仮釈放制度における意志の力の影響を調べた独創的な研究がある。  この研究では、一〇カ月間に八人の裁判官に割り当てられた、のべ一一一二件の仮釈放監察委員会の審問を分析した。このペースは過酷なものだ。裁判官は論拠を聞き、一件につき六分で決定を行い、言い渡す。一日に一四~三五件の仮釈放許可申請があり、休息と食事のための休憩は、午前中のおやつと遅い昼食の二回だけだ。  このスケジュールの影響は実に驚くほど劇的なものだった。開始早々と各休憩後は、仮釈放が認められる割合は六五パーセントに達し、その後はしだいに下降してゼロ近くにまで下がるのだ
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投稿者:

is178

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