書評「会社にいやがれ!」

久しぶりの書評。本を読むこと自体は続けていたので、この連休にまとめていくつか書こうと思います。

なぜ読もうと思ったか

「今の環境で頑張るべきか、もっと良い環境を探す努力をすべきか」について、どのように判断すべきか悩んでいたので、前者の立ち位置の意見を知っておきたいと思い手に取りました。

どんな本だったか

職員数1万392人、みなさんご存知の日本放送協会(NHK)でディレクターとして働いている神原一光さんによる「今いる場所で、鍛えて輝く」ための本。

神原さん自身が学生時代はテニス一筋で(U16日本代表選手として海外に遠征したり、大学で学生日本一になるなど)、今の仕事とは全く違う目標に向かって努力してきたという経験から、入局当初は仕事が楽しめず自分の存在意義を感じることができなかったそうです。

そこからどのようにして「トップランナー」や「大!天才てれびくん」などの人気番組を手がけるディレクターになったのか、どのようにして仕事を楽しめるようになったのかが書かれています。

一番の学びは何か

「自分がいい仕事をするために学んでいるのであれば、教え方、導き方までマスターする必要があるのです。」

何か一つ挙げるとするならば、これでした。

とくに最近強く感じるのですが、自分1人でできることは本当にたかが知れていて、いかにして周りの人の協力を得られるか、巻き込むことができるかというのが本当に大切で、それも実力のうちだなと。

むしろ、それが上手ければ自分自身は他に何もできなくても良いのかもしれません。それ自体が立派なスキルです。

それに、会社組織にいて自分一人で頑張ろうとしているようでは、組織に身を置いている意味がないですね。勿体無いです。

自分が勉強したからといって、人は動くわけではありません。
会社は、学校とは違い、正しさで人が動く世界ではないのです。
だからこそ僕は、勉強するということは、人に教えられる、人を導ける、というところまで自分の視点を高めなければならないのだと思います。
少し嫌らしい言い方をすれば、正解を声高に唱えるより「こういうところに、メリットがある。
仕事が面白くなる」というように、相手が得する面を唱えないと人は動かないのです。
崇高な理念を掲げても、目先の利益に人は勝てない。仕事においては、特に会社の利益にならなければ、99%誰も動かないでしょう。会社のメリットを感じさせるような提案ができないと、勉強したことがすべて水の泡になってしまいます。
自分がいい仕事をするために学んでいるのであれば、教え方、導き方までマスターする必要があるのです。
自分がさまざな場に足を運び、猛烈に勉強をしたのなら、それをわかりやすく仲間に伝え、時には企画にしたり、会議で提起するなどして、周囲と意識を共有して、社内の多くの人を巻き込んで、仕事に生かしていってください

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