今更ながら「ペルソナ」について考え直したメモ

昔からなーんか胡散臭いと思っていた「ペルソナ」。もう浸透しきったのか廃れてしまったのかはわかりませんが最近は関連記事を見る機会も減りました。そんな「ペルソナ」について、今更ながら思うところがあり記事を書きました。

まず、今までペルソナの何が気に入らなかったのかというと下記の2点です。

  • どこまでいっても作る側の人が想像しただけの架空の存在であることにかわりはないので、細かく設定を作った所でただの自己満足なのでは
  • 仮に平均的なユーザー像を再現出来ていたとしても、そのペルソナに最適化することがそのサービスにとってベストなのかと言えばそれはまた違うんじゃないだろうか

それに対する答えとして、去年こんなことを自分でつぶやいていました。

ペルソナの目的は、具体的な例を出すことによって、ただ作っていただけでは気づけなかったポイントに気づけるようにすることであり、平均的なユーザー像だとか、その人に最適化だとかは元からそれほど意識しなくて良かったのかなと。

極論ペルソナのユーザー像自体はどうでもよくて、まあどうでもよくはないんだけど、 ユーザーに近い像を作ることが目的なのではなくて、「ペルソナの○○さんはこう考えるかもね」という所まで踏み込めるという事自体が手法として評価されていたのかなと。

というのを、この本を読んでいて改めて思ったので、今更ながらまとめてみました。

「ホットペッパー」では、エリアを「日本」と言わず、「114の生活圏」と定義した。その瞬間に「114の生活圏×領域」のマーケットが現れ、そのマーケットの広さと深さが見えてきた

しかし、東京とその他の地方と定義した瞬間にマーケットは見えなくなってしまう。東京だけが巨大マーケットでその他は小さくて非効率でどうでもよくなる。マーケットがなかったのではなく、見なくなるのである。

しかも、それは東京というマーケットがいくつかの生活圏・行動圏に分解されることすら見逃してしまう。そもそも東京などという生活圏はない。あるのは銀座・上野・新宿・渋谷などなどに細かく分かれた生活圏である。

Hot Pepperミラクル・ストーリー―リクルート式「楽しい事業」のつくり方

今までペルソナの本とかもなんとなく避けてきてそのままにしてしまっていたので、一冊くらい読んでみようかな。

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